初めて喪主になる方へ

喪主になった場合には、いろいろ準備すべきことがあるため大変です。では、喪主になった場合はどのようなことを準備すべきでしょうか?ここでは、喪主が葬儀で最初に準備すべきことについてご紹介しましょう。
喪主について
遺族を代表する人が喪主になります。 喪主の仕事については、さまざまな葬儀の内容を決めたり、会葬者に対する挨拶、自宅の近くへの葬儀が終わった後の挨拶回りなどがあります。 喪主は、遺族の中で、遺った配偶者、長男、これ以外の子供が努めます。 このような人がもしいなければ、亡くなった人の兄弟などが喪主を努めます。
喪主として葬儀で最初に準備すべきこと
葬儀社を決定する
葬儀社を決定する場合は、必ず見積もりをいくつかの葬儀社に依頼しましょう。 大切なポイントは、葬儀の金額のみでなく、対応などもあります。
連絡先の名簿を作成する
必要な交友関係などの名簿を作成します。
遺影の写真を準備する
家族全員で、遺影の写真として亡くなった人の人柄が出ているものを選択しましょう。
安置するところを決定する
安置は自宅でできるでしょうか? もし安置が自宅できない、あるいはしない時は、施設に依頼するようになります。 事前に具体的な施設や使える条件を掴んでおくことが必要です。
葬儀の規模を決定する
葬儀はどのようなものにするかを検討します。 身内以外の人に参列してもらう場合は、参列する身内の人数と身内以外の人数を事前に予測します。 葬儀のスタイルや規模は、参列する人数によって違ってきます。
葬儀のスタイルを決定する
葬儀のスタイルとしては、火葬式、家族葬、一般葬、大型葬、社葬などがあります。 火葬式は、近親者、親しいごくわずかな人のみで火葬だけを行うものです。 家族葬は、近親者、親しいごくわずかな人のみで葬儀を行うものです。 一般葬は、全ての知人に連絡して葬儀を行うものです。 大型葬は、会葬者が200人以上になるものです。 社葬は、企業の経営者など、葬儀の主催元が企業になるものです。
葬儀を行う葬儀場を決定する
葬儀はどのような葬儀場で行うかを決定します。 遺族の状況を考慮する場合は、自宅の近くの葬儀場にします。 参列する人の状況を考慮する場合は、勤務地の近くの葬儀場にします。 これ以外に、収容できる人数、宿泊できるか、アクセスがいいかなどを考慮して決定します。 特に、身内が遠方で宿泊する場合などは、事前に検討しておくことが必要です。 葬儀場としては、民営のものと公営のものがあります。 費用を少なくしたい場合は、公営のものがおすすめです。
なお、葬儀を行うところを決定する際は、当サイトの「葬儀場を探す」をご利用頂けます。 葬儀場を住所から探す場合は、住んでいる住所を入力すると、近くにある葬儀場が近い順に一覧で表示されます。 また、検索は市区町村名でもできます。 要望や予算に応じて、遺族が考えているような葬儀場が探せます。 検索は無料でできるため、気軽にご利用下さい。
葬儀の宗教を決定する
葬儀を行う場合は、儀式は宗教のものとして行うか、あるいは宗教色がないものとして行うかを決定します。
会葬の御礼の準備をする
喪主が、会葬に参列してくれた人に、遺族の代表として会葬の御礼の挨拶をします。 喪主が、必ずしも会葬の御礼の挨拶をする必要はありません。 特に、喪主に女性がなる場合は、非常に悲しみが大きく、挨拶が言葉に詰まって満足にできないため、喪主の代わりに他の人が挨拶することもあります。 普段から、多くの人前で話をするのに慣れている人がいる場合は、そのような人に挨拶をしてもらうのもいいでしょう。
挨拶する内容としては、御礼の気持ちをわざわざ参列してくれた人々に対して伝えること、亡くなった人の生前と同じようにつきあいを今後ともお願いすることです。 家族葬、一般葬の場合は、自分の普段の言葉で話をする方がいいでしょう。 挨拶の具体的な内容としては、参列してくれたことに対する御礼、亡くなったいきさつや亡くなった人についての話、遺族として亡くなった人の生前と同じような付き合いのお願い、終わりに御礼、になります。 喪主として、葬儀では最初にこのようなことを準備しましょう。
葬儀・葬式のマナー
葬儀の準備
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香典の書き方
お香典の書き方 金額

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お香典の書き方 中袋

お香典は、人とのお付き合いの中で避けては通れない習慣の1つです。実際、お香典のやり取りの中で、自分の一般常識の有無を判断されるきっかけが出来ることもあり得ます。 お香典と言っても、最近では香典袋などマナーを間違えないように御供えが出来る市販の袋が売られるようになってきましたが、さまざまな種類の香典袋があるので、買っていざ使うとなった時に、間違った使い方をしてしまうこともあります。今回は、最近多い香典袋のタイプである「内袋がない香典袋」の使い方とそのマナーをご紹介しましょう。お香典の書き方 中袋をもっと読む
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お香典を郵送する時の手紙

友人や知人、会社の関係者、あるいはそれらの方々のご家族や身内の不幸があった時、お香典を包んで弔意を表すことは、日本における一般的なマナーの1つです。ですが、弔意を表すべき方が遠方にお住まいである場合や、事情があって葬儀や通夜に参列できない場合もあります。 このような時、お悔やみの気持ちを伝えるために、香典を郵送するという方法も可能です。今回は、香典を郵送する場合、どのような方法があるのかを詳しくご紹介しましょう。お香典を郵送する時の手紙をもっと読む